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堀北真希:「胸に突き刺さるような女性に」初の悪女役挑戦で 

東野圭吾原作「白夜行」映画化

累計180万部以上を売り上げた東野圭吾さんのミステリー小説「白夜行」が映画化されることになり、主役の唐沢雪穂役に女優の堀北真希さん(21)が起用されることが28日、明らかになった。堀北さんにとっては初の悪女役で、「原作を知っていたので、映画化をしたらどんな作品になるのかなと思いました。悪女については、とても楽しみにしています。まだ自分も知らない自分を発見できるのではないかと思っています。見た人の胸に突き刺さるような女性になるように演じたいと思います」と意気込みを語っている。



 堀北さんは03年に「COSMIC RESCUE」で映画デビュー。その後、05年にドラマ「野ブタ。をプロデュース」で注目を集め、同年出演した映画「ALWAYS 三丁目の夕日」では日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、各新人賞を受賞した。08年のNHK大河ドラマ「篤姫」に出演し、今年3月に公開された映画「誰かが私にキスをした」で主演を務めた。

 映画「白夜行」で堀北さんが演じる雪穂は、幼児期に起こった殺人事件を引き金に、並外れた美ぼうの裏側で、底辺の生活からのし上がるために自分の手を汚さずに周囲の人間を不幸に陥れる悪女。キャスティングについて、石垣裕之エグゼクティブプロデューサーは「ヒロイン雪穂のどん欲なまでの上昇志向は、その美ぼうに覆い隠されており、周囲の人々は危険だと分かりながらも彼女の不思議な魅力に引き込まれていきます。堀北さんの清純でイノセントなイメージに隠された芯の強さや危うさが、まさに雪穂のイメージそのものであり、堀北さんに演じてもらうことで、雪穂というキャラクターの持つ魅力がより引き出されると思い、お願いしました」と起用理由を説明している。

 「白夜行」は、大阪の質屋の店主殺害事件で幕を開ける。何人も容疑者が捜査線上に浮かぶが、決定的な証拠がないまま、事件は容疑者の自殺をもって一応の解決となる。だが、担当の笹垣刑事だけは容疑者の娘である暗い目をした美しい少女、西本雪穂と被害者の息子である哀しい目をした物静かな少年、桐原亮司の姿が、いつまでもまぶたに焼き付いていた。やがて、成長した雪穂と亮司の周囲に、不可解な事件が立て続けに起こる。そして笹垣は“白夜のように”当てどもない世界を、互いの息遣いのみを頼りに生きた、 雪穂と亮司の確かな愛に思い至る。人は愛だけを頼りに、こんなにも残酷になれるのか、人が人を理解するということはどういうことかを問いかける問題作。05年に舞台化され、06年にTBS系で綾瀬はるかさんと山田孝之さんの主演でドラマ化されている。映画の公開は2011年初春を予定。堀北さん以外のキャストや監督は随時発表していく。(毎日新聞デジタル)

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